お知らせ
米国・パロアルトオフィスを開設しました
京都大学と、本学が主幹機関を務める関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)は共同で、米国カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア地域内のパロアルト市に「パロアルトオフィス(PAO)」を開設しました。
成長戦略本部では、スタートアップ育成のための海外拠点整備を進めており、2023年8月のシンガポール、2024年11月のニューヨークに続き、3カ所目の拠点となります。
それぞれの拠点において、政府や現地の有力大学、企業とのネットワーキングに取り組んでおり、日本国内の大学も巻き込んだプロモーションイベントや、技術シーズ紹介などのプレゼンテーション、one on oneミーティング等を実施し一定の手応えを得ています。
これまで、シンガポールにおいては2024年10月、「SWITCH 2024 – Singapore Week of Innovation & Technology」や政府系機関のInnovation Partner for Impact (IPI)主催の「Tech Innovation」に出展。2025年1月には京都大学、KSAC、京都大学イノベーションキャピタル(京都iCAP)が連携して関西圏大学スタートアップのプロモーションイベントを実施しました。シンガポール政府や政府系投資会社の協力のもとで400名以上が参加し、200件を超えるone on oneミーティングが行われるなどかつてない盛況ぶりでした。
また、2025年6月には米国ボストンで開催されたBio International Convention 2025へ、全国の大学と共同出展し、その後、ニューヨーク拠点をベースにネットワーク構築イベントなどを開催しました。
以上のようなスタートアップ支援における国際展開にとって、北米拠点は非常に重要な地域です。そこで今回、シリコンバレーのエコシステムの中心であるスタンフォード大学をはじめ、世界有数の大学・研究機関が集積しているパロアルトに、世界各国に展開するレンタルオフィス最大手Regusのスペースを借り上げて、新拠点「パロアルトオフィス」を開設しました。
本拠点をベースに、京都大学やNINEJP、KSACと連携して大学発事業化シーズの紹介イベントや、スタートアップ関係者と現地のエコシステム関係者との交流イベント、ピッチイベント等を実施し、研究者・スタートアップと投資家・ベンチャーキャピタル等とのマッチングのフォローアップを行っていく計画です。


本学OBでシリコンバレー投資家のコメント
昨今の生成AIの進化などにより、アカデミアと産業界をつなぐうえで、ますますアメリカ西海岸の重要性が増しています。
その中心であるスタンフォード大学の成り立ちのように、挑戦を推奨する研究と起業のエコシステムは、米国内だけでなく、世界の中で大きな役割を果たすようになりました。
京都大学やKSAC、NINE JPが新しいことや常識にとらわれずに挑戦する姿勢は、日本の文化とも親和性は高いはずです。その挑戦や交流の場となる新しい拠点ができたことは、非常に重要なことだと思います。
言語やリテラシーの壁を越え、挑戦する人の支えになり、研究者・学生・産業界をつなぐ新たな知と価値の創出につながることを期待しています。
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- KSACは、関西の大学・産業界・金融界・自治体等90以上の機関が参画し、地域や組織を超えて連携を図り、人材・研究課題・資金の好循環をつくり、関西における起業家の裾野拡大、大学発スタートアップを持続的に創出していくことで、世界に伍するスタートアップ・エコシステムの構築をめざすプラットフォームです。
- 大学発新産業創出基金事業 –スタートアップ・エコシステム共創プログラム– 全国ネットワーク構築支援(通称、NINEJP)は、全国9つの大学・プラットフォームが連携し、革新的な大学発スタートアップの創出をめざしています。京都大学は NINEJP において「海外拠点の高度活用」を担当しており、各プラットフォームが国際展開を自律的に推進できるよう、共通基盤の整備や専門人材の育成、国際マッチング機能の構築などを推進する立場にあります。